リーグ戦では2連敗中、公式戦では5戦勝ちなしという状況で挑んだアウェイFC東京戦。開始早々に武藤に先制点を許すという最悪の展開。。。しかし、徐々にリズムを取り戻し前半11分には梶山のパスをカットして繋いだボールをドウグラスが個人技で持ち込みクロス!柴崎が流し込んで早いうちに同点に追いつく。その後も広島ペースでゲームを運ぶが、不可解な?ジャッジもあり追加点が奪えない。しかし、ゲーム終盤の82分、遂にその時が訪れた。ドウグラスからのパスをセンターサークル付近で受けた浅野がドリブルで持ち込むと、相手ディフェンダー3人を交わして勝ち越しゴール!!!終盤にパワープレイを仕掛けてきた東京に対しても佐々木を投入することで楽々対応。久々の勝利となった。
この試合に関しては、FC東京の怖さを殆ど感じなかった。途中からサンフレッチェの攻撃に5バックで対応してきたが、5-3-2の3の両脇を上手くついてボール回しができていたので、両ワイドの選手(ミカ、柏)が高い位置をとれていた。これにより相手のサイドの選手(太田、徳永)の攻撃回数も少なく、また、ボールを奪われても前線(武藤)との距離が長すぎて単発攻撃で終了。こちらの守備からみると(最初の不運な失点以外は)イージーゲームに見えた。
攻撃に関しては、これまで最後の所の決定力に泣いてきた浅野が遂にリーグ戦での初ゴールを挙げた。それも個人技で打開するという最近のサンフレッチェにはなかったパターンなので、嬉しい展開だった。浅野は4/8のナビスコ湘南戦でも2得点しており、完全に覚醒したのではないだろうか?